むくむくしたけもの 個展「むずかしく考えないで、リラックスして」7/9-7/20

むくむくしたけもの 個展

むずかしく考えないで、リラックスして

ゲスト：硝子がひかり・冨岡想・hota・kemorom

企画展：全館

会期：2021年7月9日（金）-7月20日（火）

時間：平日15:00-19:00　土日祝13:00-19:00　水木休み　

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☆ステートメント

むずかしく考えないでください。

そんなに複雑でもなく意外とシンプルです。

リラックスしてください。

肩の力を抜いてそのままお楽しみください。

あなたが思うことをわたしも思います。

何も変わりはありません。

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☆自己紹介

・むくむくしたけもの

・瞳のないひとやけものを描きます

・アクリル絵の具と鉛筆、色鉛筆などを使います

・とても臆病な性格なので、ゆっくり優しい言葉で話しかけてください

Twitter→ @mukukemo

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☆Q&A

美大卒ですか？絵はどこで学びましたか？

→基本的に独学です。諸先輩方に質問をして教えてもらったりしています。いろんなひとたちの表現より影響を受けています。

なぜ瞳の中を描かないのですか？

→理由はいろいろあります。瞳を空にすることで見る人の想像した表情になれるように。視線の圧をなくして絵に少しでも没入してもらえるように。元々途中のものが好き。その他いろいろです。

名前の由来は？→複数あります。幼稚園の時に初めて飼った子犬の名前が「むくむく」でした。人ではなく「けもの」であることで見える世界があると思っています。その他いろいろです。

どうして絵を描くのか？

→絵を描くことがとにかく楽しいです。まずは何より自分が楽しむことを意識しています。そのため、自分の体調状況などに注意しています。調子がよくない時とかは無理して描きません。

どういう絵を目指しているか？

→見る人にストレスを与えない、できるだけ長く何度も楽しめる絵を目指しています。

家具のように日常の風景になじむ、鑑賞者と一緒の時を過ごすものになれればいいなって思います。

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この度アトリエ三月ではむくむくしたけもの個展「むずかしく考えないで、リラックスして」を開催します。2019年のFLAGにてFLAG賞受賞記念の個展開催となります。

今までも何度もアトリエ三月では展示に参加して頂いております。遠方の為今回直接会場にすることが叶いませんでしたが、多くの方が楽しみにして頂いている展示です。

むくけもの絵はさまざまな角度から捉えることができると思いますが、私はその、「光量」や「眩しさ」にあるのではないかと前々から感じています。

梱包から絵を出した瞬間すぐにそこに何が描かれているかわからない「ハレーション」のような現象が起こります。比喩ではなく、本当に眩しいのです。

むくけもの作品には「瞳のない」「けもの」などがキーワードであるし、本人が言うようにそこに描かれているものはとてもシンプルです。

しかし何故か見入ってしまいます。

ただそこにいる。ただそこにある。

それだけで本当はいいんだよ、意味なんかなくって

なーんて声をかけられているような、そんな感じです。

「感じ」などという言葉を使うとても抽象的なテキストですが百聞は一見に如かず

今回本人の希望により4名の作家の方々をゲストに迎えての個展開催となります。

この機会に是非ご高覧ください。

アトリエ三月

原康浩