津城野 葉太個展 「三つ子の時代」 5/28-6/8

津城野 葉太個展 「三つ子の時代」

企画展:全館

会期:2021年5月28日(金)-6月8日(火)

時間:平日15:00-19:00 土日祝13:00-19:00 水木休み 


/

本展示のメインとなる三部作はそれぞれ昭和、平成、令和の3つの時代を主題に描かれたものです。

そして奇しくもこれら三部作の3年に渡る製作期間は、「平成」「コロナ渦前の令和」「コロナ禍下の令和」の3つの時代に分かれました。

今回の個展のタイトルについても「3」と「時代」を加えることといたしました。

信じられていた未来、想定と異なる現在、そして繰り返される過去。

レトロフューチャーな世界観の中で交錯する様々な時代観を、鉛筆を通して表現しました。

6年ぶりとなる個展、皆様にご高覧頂けると幸いです。

/

津城野 葉太 | Yota Tsukino

鉛筆画家 | pencil artist

かつて「過去」が想い描いた「未来」であるレトロフューチャーな世界観を描く鉛筆画家です。 

空想の町並みを鳥瞰図的に描く大型の作品や、一つの建物フォーカスし屋根や壁を取り払って内部が見えるようにした小型の作品を描いています。

 生まれ育った阪神間に点在する近代建築や、阪神間モダンの担い手となった私鉄を始めとする民営の鉄道文化は創作のルーツを形作る上で大きな影響をもたらしました。

こういった昭和の意匠は「懐かしい」と受け取られる一方で、当時は未来を見据え時代を先取りした先進的なデザインでもありました。かつて思い描いていた「未来」に再び目を向けることは、平成が終わり新しい時代を迎える現在においてとても意味のあることだと考えています。

 私は、こういった過去の意匠や、そこから得たインスピレーションを素材として、「未来」を描いていきたいと考えています。

1984/09 神戸市生まれ(現在大阪在住)

2006/02 2006・ZERO展 大阪市長賞(大阪市立美術館)

2006/12 個展(ギャラリー風雅)

2007/02 2007・ZERO展 松井正賞(大阪市立美術館)

2007/03 大阪芸術大学 美術学科卒業 

2007/04 雑誌「212.mag」の東京特集号「03.mag」表紙担当

2008/09 GEISAI#11 (東京ビックサイト)

2013/04 エディトリアル・デパートメント刊「スペクテイター」掲載

2014/01 2人展「とまりぎと宇宙船」(ギャラリーwks.)

2015/05 個展「車掌少年の小部屋」(SUNABAギャラリー)

2018/09 UNKOWN ASIA 2018

2019/10 UNKOWN ASIA 2019 正木利和賞

2020/01 大阪アンデパンダン(アトリエ三月)

2020/07 西東社「私の家、すごいんです。いきものやばいすみか図鑑」掲載

2021/05 個展(アトリエ三月)

アトリエ三月

大阪梅田 中崎町にあるギャラリー。アーティストランスペース兼酒場。画家の原康浩が運営しています。現代美術、絵画、イラストレーション、立体表現、アウトサイダーアートなど幅広いジャンルの表現を発信します。

0コメント

  • 1000 / 1000