海月ないと 個展 1階 5/13-5/24

海月ないと 個展【すべて、まやかしであれ】

企画展

会期:2022年5月13日(金)- 5月24日(火)

時間:平日15:00-19:00 土日祝13:00-19:00 水木休み 

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アトリエ三月では海月ないと個展「すべて、まやかしであれ」を開催します。

元々芸術大学で漫画専攻だった海月ないとは徐々にそのスタイルを漫画から一枚へへと以降していった。

一つ一つの作品にストーリーめいたものが垣間見えるのはその名残だろう。

自分の身の回りにあることを作品にしているようであるが、シャッターをきるようにして絵画作品はその瞬間

を切り取ることはできず、様々な感情の揺れ動きの中で出来上がっていく。

個人的な経験の中でも感情を持って取組んだ作品ではあったが作品を制作する過程においてそれらは消化され

ることが多い。

自分自身の現実をなぞるようにして描いてきたはずなのにそこに時間と想像力が加わることで自身の体験が

まるで架空のことのように思うのだろうか。

この頼りない現実を海月ないとの作品のように絵の力を使い、奇妙に、美しく描きなおせたら良いな、と思う。

アトリエ三月

原康浩


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◼︎ステイトメント

私の作品作りは、日常の中の感情にある。過去に体験したこと、感じたこと、感動したもの、嫌だったこと、好きなこと。

そんな思い出、記憶を頼りに今まで作品作りに取り組んできたが、その感情は、その当時そのものだっただろうかと、ふと疑問に思った。

記憶はまだ信用できる。しかし後から思い出して腹が立つ、笑えてくるというようなことがあるように、感情は簡単に入れ替わってしまう。そう思うと、いよいよ自分の記憶が信用ならなくなってきた。私は今まで何を描いてきたのだろうか。

そんな疑問から、個展名を「すべて、まやかしであれ」と題することにした。自分の記憶や感情をあえて架空のものにすり替えることで、何か新しい発見があれば嬉しい。

◼︎プロフィール

海月ないと

関西在住/2018年より作家活動を開始。

画家とイラストレーターの間。日常の中の感情をもとに制作をしています。

アトリエ三月

大阪梅田 中崎町にあるギャラリー。アーティストランスペース兼酒場。画家の原康浩が運営しています。現代美術、絵画、イラストレーション、立体表現、アウトサイダーアートなど幅広いジャンルの表現を発信します。

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