showcase vol.21　paintingpainting!!!! 3/26-4/6 全館

showcase vol.21　paintingpainting!!!

企画展：20代前半を中心とした作家の新たなペインティング作品・全館

会期：2021年3月26日（金）-4月6日（火）

時間：平日15:00-19:00　土日祝13:00-19:00　水木休み　

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井口舞子・ナカミツキ・西村昂祐・haruzion

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この度アトリエ三月ではpaintingpainting!!!!と題した企画グループ展を開催します。

主にペインティングという領域で作品制作しているZ世代と言われる年代の方々を対象にしてお声をかけさせていただきました。

井口舞子はアトリエ三月 でも既に二度の個展を開催済みの大阪在住の作家です。美術大学ではなくデザイン学校で絵画を学び、自身の心の揺れ動きや、日々の生活で目にする風景などを重ね、荒々しいタッチの中にも救いなどをテーマにした作品を作っています。日々のエッセイのような作品だと思うことがあります。

ナカミツキはiPadや iphoneを使用したデジタルペインティングを中心に作品を制作。印象派の作家たちが絵の具のチューブの開発により画室から外へ出て、様々な場所で光を取り入れた作品を制作可能になったように、音楽を主なテーマに制作するナカはタブレットを持ち歩き、ライブハウスや楽器を目の前にした現場など様々な場所でペインティング作品を制作し、そのダイナミックさを秒単位で作品に落とし込むことを可能にしました。全て一点のみのオリジナルデジタルペイント作品となります。

西村昂祐はデカルコマニーという技法をペインティング作品に取り入れて 制作を続けます。日本では幼児教育でも扱われ一般的にもよく知られます。フランス語の語源では”転写”などに由来し、故に西村のモチーフにする多くはコピーされ、概念的にも物理的にも大量消費されるアイコンを用いることが多く、その実、偶発性を孕んで生まれた色と曖昧な形態は、それでも私たちはすぐにイメージできるでしょう。電子決済や通貨のデジタル化が進む中で一万円札の人物でさえ私たちにとっては希少な、わかっているようで実は顔も思い出せない存在なのかもしれません。

Haruzionはファッションやアパレルなどを学んだ後に作品を作り始めました。アートヒストリーという枠に囚われない活動はより多くの人を魅了し、美しいものをただ美しく捉えようとしできた作品は本質的な「絵の良さ」を感じることができます。様々なジャンルとのボーダーを超えていく、アートの可能性を大きく広げてくれることを期待しています。

多様性、ダイバーシティと言われる中でアートという言葉一つの中でもまさに多様なグラデーションを見ることができます。

多様であることが断絶を生み出すのではなく、私たちの想像力をより豊かにできるきっかけとなるよう、

ペインティングと言われる技法の中で様々な切り口をご覧いただきたいと思います。

アトリエ三月

原康浩

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井口 舞子 / Maiko iguchi

1996年生まれ 大阪出身大阪在住

2016 大阪デザイナー専門学校

研究科イラストレーションコース 卒業

2016年より主に関西中心に活動中

主なモチーフは日常と植物、自然物

使用画材は主にアクリル絵の具

晴れた日に散歩しているような、または静かな夜に灯りに照らされるような日常の中で見つけた景色を私目線で描いており、小さな幸福を生きている中で感じて健やかな心を保つことの出来るように救いや希望を見いだせる絵を目指しています。

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ナカミツキ

1997 年兵庫県生まれ。

現代アーティスト

2018 年度三菱商事アート・ゲート・プログラム奨学生。 京都教育大学美術科を 2020 年に卒業。

個展

2020 年 ナカミツキ作品展 ( 東京 / 渋谷ヒカリエ 8/CUBE1,2,3)

2019 年 ナカミツキ作品展 ( 東京 /TK gallery)

グループ展

2020 年 KENZAN2020 Gallery Kogure 賞受賞

2020 年 コレクション小品展 ( 東京 / 月ノ出画廊 )

2020 年 15th TAGBOAT AWARD 優秀入選作品展 ( 東京 / 渋谷ヒカリエ 8/CUBE1,2,3) 2020 年 第 1,2,3,4 回 AGAPC プレビュー ( 東京 / アークヒルズ )

2019 年 アート解放区 ( 東京 /tenoha 代官山 )

2019 年 新鋭アーティスト APC( 東京 / 六本木ヒルズクラブ )

2019 年 Independent Tokyo 2019( 東京 / ヒューリックホール )

2019 年 第 42,43,44 回 MCAGP プレビュー ( 東京 / 丸の内ビルディング )

2019 年 ACT 大賞展 ( 東京 /The Artcomplex Center of Tokyo)

2018 年 第 3 回 KSAA プレビュー ( 京都 / 京都芸術センター )

2018 年 第 68 回学展優秀入賞者展 ( 東京 / 新宿パークタワー )

2018 年 第 2 回 KSAA プレビュー ( 京都 / 世界遺産二条城 )

2018 年 三菱商事アートゲートプログラム奨学生選抜展 ( 東京 / 丸の内ビルディン グ)

2017 年 第 1 回 KSAA プレビュー ( 京都 / 京都芸術センター )

2017 年 K-DESING AWARD'17( ソウル )

製品化

2020 年 国連平和記念日記念ワインラベル

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西村昂祐　nishimura kousuke

1999年　兵庫県生まれ

2018年　大阪教育大学　芸術表現専攻入学

2021年　現在在学

広く認知されている物を記号としてモチーフに取り入れ、絵具による転写の技法を用いて制作している。

複製によって変化していく物を、絵具の物質感で表現する。

主なグループ展

2019年　　ターナーアワード2019 /ターナーギャラリー、バックス画材　（東京、京都）

2020年　　show case　vol.16　next 　　　アトリエ三月　（大阪）

　               スーパースプラウト超☆芽吹き　　　マンションみどり（大阪）

個展

Golden Time マンションみどり（大阪）

replication igu_m_art (大阪）

受賞

ターナーアワード2019 入選

三菱商事アートゲートプログラム2020年度奨学生

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- haruzion -

artist.

1995年愛知県生まれ

自然をモチーフに

二度と会うことない過去や今を

作品に落とし込む。

商品デザイン.CDジャケット

壁画やブランドコラボなど

広く活動を行なっている。